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おかたづけ

前回、おかたづけについてちょっと触れました。
「おかたづけ」はおもちゃと遊びからは切り離せません。
何を買うか、どうやって遊ぶか、子どもの何を伸ばすものなのか等といったことは
割と考えることですが、おかたづけに関しては、あまり重要視されていないと思います。

僕は「何を買うか」よりも子どもの心の成長、発達にとってとても大事なことだと思っています。
なので、もっとおかたづけに関して目を向けてほしいとも思っています。

とは言ってもおかたづけをしなかったり、ダダをこねたりでお困りのかたもおられるかと思います。

おかたづけに限らずですが、子どもは「やらされている」ということを察すると頑なにそれを拒みます。
絶対ではありませんがそういうことが多いです。
ではそれを回避して子ども自身が「まあ、そういうことなら」だったり
「ちょっとやってみようかな」という気持ちに持っていけるようにするにはどうしたらいいか。


それは「言葉かけ」とおもちゃの「戻る場所をつくる」ということです。


「ホラ!かたづけなさい」では、子どもは急に耳が聞こえなくなります。
タッタッタッターと逃げていったり(笑)

「おもちゃはカゴのなかにゴチャっと全部まとめて」では子どもが本来持っている
おかたづけに対しての意欲が発揮されにくいです。


僕は5年間保育士として子どもたちと関わってそう感じました。


では具体的にどういう言葉かけがいいのか、おもちゃの戻る場所とはなんなのか。
長くなったので続きは次回以降書いていきたいと思います。

あくまで僕が子どもたち(主に0~3歳)と関わって感じたり発見したことですので、
「へぇー♪」くらいの気持ちで読んでくださいね。

お楽しみに。


※子どもが夢中で遊んでいるとき、グズッていたのがやっと治まって遊び始めたときなどは
 あえてそのまま遊びを続けさせてあげたほうがいいときもあると思います。
 今回はそこには触れていませんが、子どもの普段の様子、前後の活動などを踏まえて
 ケースバイケースで判断していただけたらと思います。
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プロフィール

ナカムラ工房

Author:ナカムラ工房
新潟県
1981年生まれ。
おもちゃコンサルタント

かつて保育士として5年間活動。
そこで見てきたことや感じたこと
こうだったらいいのに・・・
そんな思いを木工の力を借りて
発信しています。

長野県上松技術専門校
木材工芸科卒業

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