どうして三角のがないのか 「はじめてのつみき」

積み木といえばなんとなく「マル」「さんかく」「しかく」で
構成されているものを思い浮かべるかと思いますが
『はじめてのつみき』には三角がありません。

ナカムラ工房なりの理由が実はありまして・・・
赤ちゃんは積み木を手に取ると月齢にもよりますが

握る→舐める→両手で持ってカチカチする

まずだいたいこんな感じに遊びます。
そして「積んであるものを崩す」を楽しみます。

つみき①
「崩しちゃった~」

これを繰り返しているうちにだんだんと「積む」ということにも興味がでてきます。
もちろん最初はうまくいきません。
でも何度も繰り返すうちに加減を身につけるのか、たまたまなのか
ポンとうまく積める瞬間があります。

赤ちゃんはその時まわりの大人を見ます。
パパママも「上手~」ってニコニコして褒めてくれます。
そうすると自発的にもう一回やってみようという気持ちが赤ちゃんには芽生えてきます。

ただここで問題なのは「その初めて積めたのが三角だった」ときです。

つみき②
こういう感じになりますね。

次にのせるところに三角のトンガリが来ています。
これだと乗せられません。
赤ちゃんに芽生えたせっかくの「もういっこやりたい」という気持ちが発揮できませんね。

この気持ちを存分に発揮してもらえるように、敢えて三角は入れていません。
赤ちゃんの「崩す」「積む」そのなかで生まれてくる気持ちにスポットを当てた積み木セットなので
この場合、三角はむしろ必要ないんですね。

どうして三角のがないのか。
こういう理由でした。

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プロフィール

ナカムラ工房

Author:ナカムラ工房
新潟県
1981年生まれ。
おもちゃコンサルタント

かつて保育士として5年間活動。
そこで見てきたことや感じたこと
こうだったらいいのに・・・
そんな思いを木工の力を借りて
発信しています。

長野県上松技術専門校
木材工芸科卒業

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